なぜ、水道取付型の水素水浄水器は水素濃度が高くならないのか?
それは、流れる水道水を浄水し、電気分解しているからです。
水を流し続ければ電解する時間も短くなって電解槽に溜められた水素がどんどん
使われていってしまい、結果的に水素溶存量(=水素濃度)があまり上がらないまま
流れてしまうのです。
一方、据置型サーバーはミネラルウォーターを容器内に入れて使用するので、
十分な水素濃度に上げるための電解時間がとれるというわけです。
下の表をご覧ください。
サーバー据え置き |
水素濃度 |
サーバー水道給水 |
水素濃度 |
---|---|---|---|
ルルド | 1.2ppm | アクティブビオ | 1ppm |
SOMA | 0.748ppm | パナソニック | 0.5〜0.6ppm? |
グリーニングウォーター | 1.2ppm | ピュアオスモ | 0.4ppm |
アクアクローバー | 0.5ppm | 日本トリム | 不明 |
アキュエラブルー | 1.6ppm | 還元枠RW-8 | 不明 |
ラブリエ | 1.6ppm | ― |
― |
神透水 | 0.85ppm | ― |
― |
オーロラ(水道水可) | 0.7ppm | ― |
― |
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据置型サーバー(ミネラルウォーターを使うタイプ)に比べ、浄水器型サーバー(水道水を使用するタイプ)は
水素濃度が低いことがおわかりいただけると思います。
アクティブビオが最高の1.0ppm。その他の製品は0.5ppm以下か濃度不明です。
浄水型でナンバーワンの水素濃度を誇るアクティブビオは水素が消費されつくしてしまわぬ
よう大型活性炭ブロックを搭載。水を流すたびに自動的に水素が作られ、常に大型活性炭ブロック内が
水素で満たされているような状態を維持しています。その結果、1pmmという浄水型にあって高濃度な
水素水が提供できているわけです。
しかも浄水器型唯一のph中性です。
他製品はみなアルカリ性のお水です。しかも電解の性質上、
水素濃度を上げるほどアルカリ度も上がってしまい、飲用に適さない水を生成しています。
お米のとぎ水に使ったり、野菜や果物をパリッとさせるためのつけ置き水にしたりと、
用途は様々ですが、本来の「水素水をそのまま飲む」という趣旨からは外れてきて
しまっています。したがって「飲める水素水」となると必然的に微弱アルカリ性の
さほど水素の入っていないお水、となってしまうのです。
こうして見るとアクティブビオのすごさが際立ちますが、それでも実際に使っているかた
の声を拾ってみると、意外な事実が判明します。
アクティブビオは高濃度の水素水を生成するとはいえ、4〜5Lも使えばそれ以降は徐々に
水素濃度が落ちていき、10Lで完全に水素を失うそう。しかも蛇口の切り替えコックは
「浄水」と「原水」の切り替えであって、「浄水」で「水素水」も流れる仕組み。
水素が豊富なら青色ランプが、水素が少なければ緑色ランプが点くのでそれで判断して
います。ところが飲用や料理にと「浄水」を使っていると、あっというまに何Lも消費
してしまうのでなかなか青色ランプにはならないんだとか。
なので、水素の濃いお水が飲めるよう、普段は切り替えコックを「原水」にして使っている
お宅もあるんだそう!
これじゃ意味ないですよね? 結局、水素水サーバーというより浄水がメイン
なのです。
キチンとした水素量を確保するのが浄水型サーバーではいかに困難か。
おわかりいただけると思います。
この点を解消してくれそうなのが、日本トリム、還元粋の「ターボ機能」モード。
スイッチを入れると、水素生成能力がアップして、濃い水素水が飲めるようになります。
しかしこれとて地域による電解条件の差異を埋め合わせするために設けられたもの。
常に1ppmくらいの水素水ができるかどうかの確証はありません。
しかも日本トリム、還元粋で表示される水素濃度は推測値でしかありません。
アクティブビオは上述したように点燈するランプの色によって判断、パナソニックや
ピュアオスモは水素濃度ではなく、ph値やORP値が表示されます。
もともと浄水器型は取り付けだけでも面倒なもの。場合によっては別途取り付け工事が発生
することもあり、本体価格に上乗せされます。
さらに、水素水を生成すればするほど、カートリッジや電解槽のメンテナンスが必要となり、
その都度、手間もお金もかかります。
それでいながら水素が生成される量はわずか。しかも溶存している状態はそう長くは
続きません。
水素をキチンと体内にとりいれるために水素水を飲みたいなら、
浄水器型より据置型のほうがおススメです!
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