気になる!水素水浄水器(水道給水)有害物質除去能力のバラ付き
浄水機能はメーカーにより、或いは製品によりバラつきがあります。
アクティブビオ、パナソニック、ピュアオスモ、日本トリム、還元粋
の有害物質除去機能について調べてみました。
【アクティブビオ(毎年交換 14,500円)】
完全除去:
遊離残留塩素(カルキ)、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、
CAT(農薬)、ブロモホルム、
ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン
除き切れない有害物質%:
総トリハロメタン(3%)、1,1,1-トリクロロエタン(6%)、メチルイソボルネオール(9%)、
溶解性鉛(17%)、クロロホルム(7%)
【パナソニック(2年交換 14,095円)】
除去率不明:
遊離残留塩素(カルキ)、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、
CAT(農薬)、ブロモホルム、
ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン
総トリハロメタン、1,1,1-トリクロロエタン
溶解性鉛、クロロホルム
+
■濁り
■2−MIB(カビ臭)
■鉄(微粒子状)
■ジェオスミン(カビ臭)
■アルミニウム(中性)
■フェノール類
【ピュアオスモ(2年交換 11,600円)】
除去率不明:
遊離残留塩素(カルキ)、総トリハロメタン、クロロホルム、
ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、
ブロモホルム、溶解性鉛、CAT、
テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン
+
■濁り(赤さび)
■2−MIB(カビ臭)
【日本トリム(毎年交換 9,500円)】
除去率80%以上:
遊離残留塩素(カルキ)、濁り、総トリハロメタン、クロロホルム、
ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、テトラクロロエチレン、
トリクロロエチレン、1,1,1−トリクロロエタン、CAT(農薬)、溶解性鉛
+
■フェノール類、
■2−MIB(カビ臭)
■ジェオスミン(カビ臭)、
■陰イオン界面活性剤
【還元枠RW-8(毎年交換 14,000円)】
除去率不明:
遊離残留塩素(カルキ)、総トリハロメタン、クロロホルム、
ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、
ブロモホルム、溶解性鉛、CAT、
テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、1.1.1-トリクロロエタン
+
■濁り
■2−MIB(カビ臭)
きちんと除去してほしいのは、発ガン性が高いと言われる有害物質、総トリハロメタンと
JIS規格指定13物質。さらに浄水器協会が自主規制したいくつかの物質も除去
できればなお良いです。
ここで取り上げたものはみな、これらを取り除く高品質な浄水カートリッジを搭載しています。
それでもその除去能力には差があるのです。
いくらJIS規格指定除去物質を取り除いているとはいえ100%除去しているわけでは
ありません。除去率がわからないものもあります。
JIS規格指定ですから80%以上は除去しているでしょうが、あと20%も残っている
のです。特に総トリハロメタンが20%も残留しているかと思うとゾッとしますよね?
しかも時間がたてばカートリッジの性能は落ちていきます。もっと取りきれなく
なっていくのです。
したがってカートリッジの交換は忘れずにキチンと行わないといけません。
ところがこの交換時期、日常において意外と忘れてしまいがち。ですから、
いつ交換したか、日付をメモして目立つところに貼っておく習慣をつけるといい
でしょう。
その点、アクティブビオはカートリッジの交換時期をオレンジ色のランプで知らせて
くれますからとてもラク。忘れないで済みます。
還元粋は液晶画面と音声でもカートリッジ交換を知らせてくれますから
とても助かります。
実は、カートリッジの交換さえキチンとやっていれば、製品により除去率に
多少の差があろうとも、それほど神経質になる必要はないんです。
日本の水道水の衛生基準は世界一厳しいと言われています。それに合格した水
だけが各家庭に運ばれるのですから、総トリハロメタンが多少残っていようが
健康に全く問題ないレベルなのです。
ですから除去率の高い浄水器を選ぶことは大切ですが、
カートリッジの交換を含め、日ごろのメンテナンスこそ、より重要だといえましょう。
それが面倒なら始めからミネラルウォーターを使う据置型サーバーの
ほうがいいでしょう。
ちなみに持ち運びにも便利な据置型サーバーの水素水ポケットは、購入すると
付属品として浄水器クリンスイがついてきます。このクリンスイ、塩素やトリハロメタン、
農薬、カビ臭などJIS規格指定13物質+2物質を除去するスグレモノ。
水素水ポケットはクリンスイ使用で水道水も使えるサーバーになるんです。
家庭ではミネラルウォーターで、外出先では水道水で水素水を作って飲める
なんて、一挙両得ですよね。浄水器型サーバーにはない魅力です。
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